2017-09-18

【Movie】残酷なほどに美しい。ガーリーカルチャー好きにぜひ勧めたい悪夢系映画

 

こんにちは。さいとうあいです。
なんやかんやと忙しくさせてもらっているものでしてかなり更新が空きましたね。。。。

そんな中で映画とかは夜な夜な見たりしてたのでこの辺でちょっとまとめたいなと思いまして筆をとってみました。
(ていうかれもんらいふ塾の記事も書いていない、、、滝汗)

 

ガーリーカルチャー好きに勧めたい悪夢系映画

そのままタイトルを持ってきただけなのですが、、、汗
映画の趣味って人それぞれあると思うのですが私は「とにかく映像やセットがかわいい」、「世界観がかわいい」、「でもかわいいだけじゃなくてなんかもっとこう、毒々しかったり(ごにょごにょ)」という悪夢系の面倒な趣味を持っておりまして、こういう趣味の人って絶対他にもいるよな、、、?と思ったのでそれをまとめてみようかなと思い立ってみました。

なのでガーリーカルチャー好きで悪夢系映画が好きな人には勧めたいし、むしろ知ってる!という人はとても話したい。。。

ヴァージン・スーサイズ

物語は美しすぎる5人姉妹の話なのですが、近所に住んでいる少年の目線で物語は進んでいくので少女達が何を思い、何を伝えたかったのかは一切明かされていません。すごく謎の多い映画だと思います。
私はこういう「結局のところ、どういうことだったんだろう、、、?」という静かで奇妙な話が大好物なので未だに何回も繰り返し見てしまいます。

そして衝撃的なタイトルから想像するように全員自殺をします。一見裕福で何不自由なく育った美しい姉妹たちはなぜ自殺をしたのか。何不自由なく育つとは一体どういうことなのか。そもそも自由とはなんなのか。そんなことを考えさせられます。

大好きなソフィア・コッポラ監督の作品なので映像はソフィアらしさが爆発したような狂気を帯びたような美しい映像です。最初は映像が綺麗で美しすぎてストーリーが全然入ってこなかったほどです。。繰り返し見れば見るほど味がでる作品だと思います。

 

 

エコール

そこは閉鎖された森の中にある、少女のみの寄宿学校。何も知らないまま裸の状態で棺で運ばれてきた少女たちが大人になっていくまでのお話です。とても静かで特に長い会話もなく、本当に「閉鎖」された美しく残酷な少女世界を描いています。

6歳〜12歳までの少女たちは真っ白な制服と年齢別に色分けされたリボンをつけて日々を過ごします。主人公のイリスは最初にきた時は「はやく帰りたい!」と幼い子供らしい反応でしたがその反面、上級生たちはその生活を受け入れ、歳のわりに妙に大人びている印象を受けました。時々垣間見える子供らしさに、ああ、この子達は子供だったのだなと思うほど。

すごく静かで、映像や世界観がこれでもかというほど美しい。そして大人になる前の少女の純粋さがとても残酷で怖い、悪夢のような作品です。(すごく褒めてます)監督はエヴォリューションで知られるルシール・アザリロヴィック監督。本当はエヴォリューションも紹介したかったのですが少年のお話なのでまた今度改めて記事にしたいです。

 

 

ミネハハ 秘密の森の少女たち

ジャケットを見るとわかりますが、ミネハハとエコールは同じ小説「ミネハハ」を原作としていてエコールの方が1年早く公開されたそうです。エコールが6歳〜12歳までの純粋無垢な少女達のお話だとするとミネハハは17〜18歳の思春期の少女のお話。

同じく閉鎖的な森の中の寄宿学校で、日々バレエやテーブルマナーなど淑女を目指すべくレッスンを受けています。そして夜な夜なバレエの発表会を行い、その発表会に出るために彼女たちは頑張ります。しかしその本当の目的とは、、、?

エコールよりかなり残酷な表現で絶望的な作品です。エコールが「危うさ」だとしたらミネハハは「絶望」という感じでしょうか。私は両方の作品を見比べるのが大好きなのでいつも流しています。それにしても世界観が好きです。。(そして公式っぽいトレーラーがない、、、)

 

ヴィオレッタ

写真家である母のアンナの愛情が欲しいがために母の作品モデルとなるヴィオレッタ。しかし次第に芸術思考の高い母アンナの要求はエスカレートしていき、どうしていいかわからないながらも懸命に母の要求に応えようとする純粋なヴィオレッタですが次第に彼女の心は壊れていきます。これは監督であるエヴァ・イオネスコ監督の実話に基づいた児童ポルノ、ネグレクト作品で美しいだけでは終われない作品です。

そして何よりも主人公ヴィオレッタを演じたアナマリア・バルトロメイの抜きん出た美しさと演技力に目がいかないわけがありません。「フレンチロリータ」とはまさにこのことだなと。この役はアナマリア・バルトロメイしかできなかったんじゃないかと思うほどぴったりハマり役でした。美しい。

芸術、家族、母親、その全てを手に入れるのは本当に難しいことなのだろうか。ヴィオレッタが求めていたものはそんなに複雑なものだったのか?色々と社会へ伝えたいことがたくさん詰まっていますが、芸術家としてそれが欲しいと思ってしまうこともわからなくはない。この作品を完全に理解することは難しそうだなと思います。

 

 

スリーピング・ビューティ

学費を稼ぐために色々なバイトをするがうまくいかず、大学に行ってもとくにこれといって打ち込めるものはない。理不尽なことで怒られても感情を表すことはほとんどない主人公のルーシーが新しく始めた時給の良いバイト、それは「睡眠薬を飲んで一晩全裸で眠ること」だった。最初は何の気無しにこなしていた仕事だが、次第に自分が眠っている間に何が起きているのか、自分の見えない、覚えていない世界では時間がどう流れているのかがとても気になってしまい、自分の寝ている部屋にカメラを設置します。そこで起きていた光景とは。

川端康成の『眠れる美女』を原作としていて、所々に日本的なモチーフが散りばめられているのでそこも見所です。そして主演のエミリー・ブラウニングの現実離れした白い肌の美しさがルーシーの無感情さと相俟ってお人形のような怖さと美しさでした。まるで美術品のような。

 

 

ブラック・スワン

真面目で几帳面な主人公ニナは一流バレエ団での次の演目「白鳥の湖」の主役を夢見ていた。しかし主役は真面目で純粋な白鳥はもちろんのこと官能的で情熱的な相反する「黒鳥」も演じなければならないのです。その性格上、ニナは白鳥には抜擢されたが黒鳥が難しいと判断されかけるがひょんなことから主役になります。

ただ、主役を勝ち取ったはいいものの待っていたものは過酷な練習と、無理難題な課題、そして理不尽な要求でした。真面目なニナはひとつひとつ着実にこなそうと日々努力しますが、次第に黒鳥を踊ることに捉われ精神が壊れていってしまいます。

そんな美しくも執着心にあふれる主人公ニナを演じたナタリー・ポートマンはこの役のために10kg減量して1年過酷なバレエレッスンを受けて臨んだそうです。その圧巻のラストシーンは本当に何度でも見てしまうほど迫力があります。

 

 

リリーのすべて

世界で初めて性別適合手術をうけたリリー・エルベを題材にした小説「The Danish Girl」をもとにした作品。しかし結末は脚色されているので原作とは少し違うようであくまでもとにした、という感じだそうです。主人公のアイナーは巷では有名な画家で妻と愛犬とコペンハーゲンで幸せに暮らしていた。そんなある日に遊びで女装をしてパーティーへ行ってみたところ、アイナーは自分の中の女性に気付き始めた。最初は戸惑いながらも一度気づいてしまった思いは止められずに女性「リリー」として過ごすことが多くなります。

戸惑いを隠せない妻、そして日に日に男性としての自分に違和感が強くなるアイナーはついに世界で例をみない性別適合手術を受けることを決意します。アイナーはその後どうなったのか?美しいコペンハーゲンの街並みが少し哀愁を帯びていてすごく心に残る作品です。

 

 

LEON

舞台はニューヨークのリトルイタリー。そこでイタリア系移民でプロの殺し屋レオンと同じアパートに住んでいる少女マチルダは出会います。マチルダの家庭は崩壊しており虐待をうける日々だったがある日突然マチルダの家族が全員殺されてしまい、レオンとマチルダはしばらく一緒に暮らすことになります。そして行動を共にしているうちに親子でも恋人でもない感情が二人の間に生まれます。

この時のマチルダ役のナタリー・ポートマンは12歳でこのLEONから映画デビューをして大ブレイクしました。かわいすぎて私もこの作品に出会ってからずっとボブスタイルを貫いてます。どうでもいいですけど、、、

過酷な少女時代を過ごしたマチルダとレオンは果たして幸せになれるのか。最後まで目が離せません。

 

 

 

いかがでしたか、悪夢系

さあここまで一気に執筆して3時間ぐらいかかってしまったわけなのですが、いかがでしたでしょうか??勝手に悪夢系映画って呼んでますけど、、まだまだたくさんあって本当に紹介したいものに溢れているので随時更新していきたいと思ってます。今回は力つきました、、、、本当はもっとあるんです、、、悪夢系、、、

それでは気になるものがあれば見てみてください。

それでは!

関連記事